お久しぶりでございます…
相変わらずのペースで更新してます笑
Twitter,Facebookではぽこぽこ動いてはいるものの…
そうです、1つご報告が。
Gelatin Silver Session(GSS)のHPにレンタル暗室としてリストアップされました!
1ヶ月前から掲載されてますし、SNSでご報告しているのでご存知の方もいるかと思いますが…
なんと言いますか、まさかの展開で驚いてます笑
とりまビビる必要もないので、自分の信じた事を今後もやっていこうと思います。
GSSに関してですが、写真家の広川泰士氏、平間至氏、瀧本幹也氏、藤井保氏の4名が2006年に立ち上げた団体です。
【SAVE THE FILM】を掲げ、年に1度の展示(フィルムで撮影された写真のみ)やW.Sなどをおこなっています。
すごいかっこいいんですよ、色々と。
実行委員の方からご連絡があり、リストアップさせて欲しいとのことで…正直震えました!笑
4/25~5/9の期間、六本木のAXISで今年のGSS展が開催されます。
出展する写真家はとても豪華な顔ぶれですし、今回はゲストとしてマイケル・ケンナ氏も参加するとの事。
トークショーも開催するらしいので楽しみです!
少しずつ広がり?を見せているamalaboですが、長く続けていくためにあれこれ展開していこうと思っております。
少しでも多くの方を巻きこんでいきます!みなさん巻き込まれてください!!笑
一緒に何かしたい人はとりあえずご相談ください^^
すべて実現するとは限りませんが、やりたい事は動き出さないことには始まりません!
てことで、今後ともよろしくお願い致します。。
では、暗室体験のレポートを…そうです、ようやく冬を迎えました…
【11/1(土) 第28回】
定例開催の第1土曜の暗室体験でした!
この日は残念ながら雨が…
雨が降ったら写真が取れなくなるわけでもありません。
むしろ雨の日しか撮れない写真もあるじゃないか…!
という感じで暗室体験やりました。
この回は4名の参加で、みなさんにカメラをお貸しして撮影しました。
RICOH GR10, OLYMPUS OM2-SP, PENTAX 645, BRONICA EC-TLをレンタル。
ひとまず鬼子母神の方に向かってふらふら写真を撮りつつ移動…
雨が降ったり止んだりの変な天気でして、少し厄介でした笑
各々気になるポイントで立ち止まりつつシャッターを切っていきます。
体験での撮影時は基本的にこちらから「撮り方」をお教えする事はありません。
自由に好きなように撮るのが一番だと思っているので。 もちろん、気になることがあれば声をかけてもらってます^^
その際は出来るだけわかりやすくお教えしてますので!笑
途中雨脚が強まったのでひとまずラボに戻ることに…いやあ、雨は嫌いじゃないけど雨に濡れるのは御免ですね…笑
撮影を終えたらお昼休憩を挟んでフィルム現像です。
みなさんにどのようなものを使い、どのような流れで作業をしていくのかをお伝えします。
フィルム現像時の作業が一番難しいのです、そう、「リール巻き」…
ブログにもなんども書いてますが、初めての作業でスムーズにいくことはまずありません…
その作業は練習用のフィルムを使って疑似体験してもらいます。
実際に露光済みフィルムで作業したい方がいれば、やってもらいますが。。
この作業でミスをすると、せっかく撮った写真がうまく現像できずに潰れてしまうのです。
てことで体験ではこちらで本番の作業をさせていただいています。
現像が終わったらフィルムを乾燥させなくてはいけません。しばしご歓談を…
乾燥したらネガをカットしていきます。
その後は暗室での作業。
コンタクトプリント(ベタ焼き)を作り、実際に引き伸ばす写真を決めていきます。
ネガを印画紙の上に置き、その上から光を当ててコンタクトプリントを作成するので、ネガと印画紙がどのように反応するのかがわかりやすいです。
焼きやすそうなコマを選ぶでもよし、撮った時のイメージを優先して選ぶもよし。
1枚の写真を焼くに為に、皆さんあれこれお悩みいただきます。
普段考えることのない事を念頭に置きながら、決断していくという体験はとても良い体験になると思います。
五感をフルに使ってフィルムと触れ合う事で、写真の価値、難しさ、楽しさ等を再確認していただけると嬉しいです。
今回の体験でも暗室の魅力や楽しさをたくさんお伝えできたかと思います。
参加してくださった皆さん、ありがとうございました!
ぜひまた遊びにいらしてください♪
【11/9(土) 第29回】
この回は友人からの要望で日曜日開催。
3名での体験でした!
みなさん普段写真を撮っている方々でした^^
フィルムカメラで撮ることがないとの事で、3名ともレンタルありで体験参加。
MINOLTA CLE, NIKON FE, TOPCON RE SUPERをレンタルしました!
ほとんどの回で自分も一緒に撮り歩てまして、この日はGR10でした。
ポケットに入るいい相棒です。
楽しくおしゃべりしつつ、周辺を撮り歩き。
写真に限らず、色々なお話ができるのでこの時間が結構好きです。
ついついのんびりしちゃうので、途中から焦り出しますが笑
ラボに戻ったら、例の如くフィルム現像の説明を開始。
どのような作業をしているかを体感してもらうため、練習用のフィルムを使ってリール巻きに挑戦してもらいます^^
なかなか上手くいかないので、こればかりは練習あるのみなのです><
フィルム現像は乾燥込みで1h半位あれば終わります。
現像液、停止液、定着液の薬品を使い、最後は薬品が残らないように水で十分に洗います。
ネガの情報は絶対的なものなので、この作業で失敗してしまうと写真に大きな影響を及ぼしてしまいます。
傷がつけば傷がついた写真になるし、折り跡がつけばそれもそのまま写真に現れてしまうのです。
地味な作業なんですが、とても重要な工程なのです^^
で、乾燥を終えて暗室作業!
コンタクトプリントを作成し、引き伸ばす写真を決めます。
フィルムと同様に印画紙も光がたくさん当たった場所が黒くなります。
ネガを通した光を印画紙に当てるので、ネガ上で黒い部分が白く(光が当たりにくい)、白い部分が黒く(光を通しやすい)なります。
ネガで反転した情報をさらに反転させる感じです。
「ネガ」略さずにいうと「ネガティブフィルム」。ネガティブな状態(反転してる)のフィルムてことですね。
「ポジ」と呼ばれるフィルムもあり、基本的にはカラーのポジを指します。反転していない状態のフィルムです。
色々なフィルムがあるので、ぜひ機会があればお試しください^^
脱線しました…
いつものように六切に引き伸ばし!
暗室で1枚の写真を焼くのにどれ位の時間と労力がかかるのか、その中にいくつもの決断が含まれているのを体感していただけます。
単純に手焼きだから写真の価値が上がるということはないと思っています。
手焼きで粗悪なプリントをしたら、ただの粗悪な写真です。
なかなか思い通りに焼くのは難しいのですが、まずは暗室が楽しい!というふうに思っていただけるのが最優先です。
必ずしもやり込まなくてはいけないものでもないし、写真を撮るということと同様に色々なスタンスでお付き合いしていただければと思ってます。
ご興味のある方はお気軽にご参加下さい♪
【11/23(土) 第39回】
連続で日曜開催でした!
ご要望があれば出来る限り調整しますので、お問い合わせを…
この回はご夫婦での参加でした^^
とてもあったかい感じのお二人でした~。
撮影は鬼子母神周辺をふらふらとお散歩。
鬼子母神の境内にとても雰囲気のある駄菓子屋さんがあるのですが、時間帯的にいつも逆光なんです笑
天気にもよりますが、撮れないこともないので皆さんレンズを向けてます。
良い被写体の1つです^^
普段のんびりめのペースで写真を撮ってらっしゃるとの事で、撮影時間内に無理やり撮りきるという感じに><
気持ち良くシャッターが切れるペースで撮るのが一番良いのですが…その後のスケジュールも詰め詰めでして…笑
お昼ご飯を挟みつつ、フィルム現像、暗室作業を行いました!
フィルム現像はもちろん無事成功です^^
100%ではありませんが、自分で現像しての失敗はここ4,5年ありません。
はじめは失敗しまくってへこたれてましたが、徐々にその回数は減り、今に至ります…
10年ほど前は今の1/3ほどの金額でフィルムが買えたので、あまり金額を気にせず使いまくってましたが、今ではなかなか難しいかもしれません…
自家現像をおすすめしてますが、失敗したくない!という気持ちが強い方は現像依頼をするのが良いと思います。
amalaboでもモノクロ現像を受け付けてるので、よろしければぜひ~!(宣伝)
増感、減感の追加料金も一切ないので!
流通してるモノクロフィルムならなんでも現像できまーす。
お急ぎでしたら当日仕上げも可能です〜、持ち込み時間にもよりますが…
で、暗室作業はですね、こちらも楽しんでいただけました!
コンタクトプリントを作って、焼くコマを選び、六切にプリント^^
とてもいい感じに仕上がったと思います!
お気に入りの写真を額装して飾ってらっしゃるとのこと!
いいですね、写真は紙にして飾れるものですからね、素晴らしい!
ということで、今回はこのへんで…
なかなか進みませんね、この暗室体験レポート。
そして毎回長い…笑
きっと読んでくれる方がいるであろうと思い、ちまちま書いていきます。
あー、早く追いつかかなくては(毎回言ってる)…まだ冬だ…もう桜散ってしまったよ…
ほなまた!
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